生産者さんから学ぶ

先日福岡県大川市の「庄分酢」さんにお伺いし、


蔵の中を見学し、お話を伺い、お酢を使ったランチをいただきました♡


江戸時代に酒蔵として創業し、4代目の方からお酢づくりをなさっている庄分酢さん。


蔵の壁や中は黒い部分があり、これが300年続く歴史の中での「蔵付き菌」が住み着いていることをあらわしています。

菌との共生の長い歴史を感じますね。

私達には常在菌が沢山いてくれているので、菌と共生していくということが

いかに大事になってくるかがわかります。


蔵を見せていただいた時はブドウ酢を仕込んでいらっしゃるときでした。

静置発酵でゆっくりと、菌達の力をもってお酒の状態を作ってからお酢の状態を作られます。


お酒を造っているプクプクしている段階で涼しくしてあげたい時はさらしをかけて空気が入らないようにしてあげて(嫌気発酵)、


温かくしてあげたい時には、洋服を着せるようにむしろの枚数を調整されています(好気発酵)。

ゆっくりとした時間をかけて作られたお酢達。

ツーンとした酸味というよりもまろやかでした。


直接生産者さんから、どのように作られているのかを見せていただいたり、

お話を聞かせていただくという貴重な体験。

実際の蔵の中のお酢の香りは入らせていただいたからこその体験と体感です。


見学後にお買い物をする時にもちょっと気になることを気軽に尋ねられるのも

生産者さんを訪ねたときにすぐに聞けるので好きです。

例えば庄分酢さんの「万能くろ酢たれ」

原材料を見たら、米粉?この発酵調味料って何だろう?と疑問に思って尋ねたところ、

トロミがほしいけど、増粘多糖類を使わないようにしたくてトロミをつけるために米粉にしました。

この発酵調味料はみりんと塩です、との回答でした。

子どもと料理をする時に使いたいなと思って購入しました♪


直接そのお店のこだわりの部分に触れたり、質問に答えていただけるのはすごく嬉しいです。

是非、生産者さんに会いに行って五感を使って体験してみてくださいね。


ちなみに、お酢はプラスチックが溶けだす可能性があるので、調味料はガラス製に保存されているものがおすすめです♪

川原悠 アストロ望診アドバイザー/佐賀

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